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「和弦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

和弦の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
感覚と科学」より 著者:寺田寅彦
われの無意識の間に安々と仕上げて、音の成分を認識すると同時に、またそれを総合した和弦や不協和音を一つの全体として認識する。また目は、たとえば、リヒテンベルグの陽....
カメラをさげて」より 著者:寺田寅彦
相生、調和の美しさはもはや眠けを誘うだけであって、相剋争闘の爆音のほうが古典的|和弦などよりもはるかに快く聞かれるのであろう。そういう爆音を街頭に放散しているも....
連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
つかの表象はそれぞれ一つずつの音のようなものであって、これが寄り集まって一つの「和弦《かげん》」のようなものを構成していると見られないことはない。もっとも、ただ....
「手首」の問題」より 著者:寺田寅彦
であるらしい。その理論がまだ自分にはよくわからない。 三つの音が協和して一つの和弦を構成するということは、三つの音がそれぞれ互いに著しく異なる特徴をもっている....