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哀艶
「哀艶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
哀艶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳥辺山心中」より 著者:岡本綺堂
ては、「男も肌は白小袖にて、黒き綸子《りんず》に色浅黄うら」と説明した。 一種
哀艶の調《しらべ》である。但しこれは少なくも六十余年の後、この唄の作者が住んでい....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
などにあたる歌をお好みになったらしいので、その結果『新古今集』は華麗優艶で、幽玄
哀艶な調子にまとめられたといえるであろう。いわば院にとって、多くの場合歌は豪奢な....