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「品品〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

品品の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
逆行」より 著者:太宰治
意もあり、わずかではございますが、奉仕させていただきたく存じます。 その奉仕の品品が、入口の傍の硝子棚のなかに飾られている。赤い車海老《くるまえび》はパセリの....
おしゃれ童子」より 著者:太宰治
べて置いて寝て、なかなか眠れず、二度も三度も枕からそっと頭をもたげては、枕もとの品品《しなじな》を見ました。まだ、そのころはランプゆえ部屋は薄暗いものでしたが、....
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
にか取りあげられてあったのです。それらの護身用具であり、同時にまた攻撃用具である品品をかれらの身辺から取り上げてしまったということは、いうまでもなくかれらから第....
旅愁」より 著者:横光利一
地の者はあまり見えず、滞在客にイギリスやドイツから来る旅人が多いらしい。装飾窓の品品も写真機とか山岳地の木彫の玩具とか、民芸風のリボン、帽子などが多かった。絵葉....
日本脱出記」より 著者:大杉栄
を持って来て、それをテーブルの上の壁にはりつけて行った。 活版刷りだ。「酒保売品品目および価格」と大きな活字で刷って、その下に「消耗品」と「食品」との二項を設....