品等[語句情報] »
品等
「品等〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
品等の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
は千古無窮とは王世貞《おうせいてい》の言う所である。しかし敦煌《とんこう》の発掘
品等に徴すれば、書画は五百年を閲《けみ》した後にも依然として力を保っているらしい....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
一、我等ノ遺骸ハ其ノ儘御埋メ捨テヲ乞フ、竹陵ノ眠ヲ覚マシ給フ勿レ、合掌 一、遺
品等ノ処置ハ御面倒乍ラ左記親族或ハ知人ノ誰方カノ手ニテ然ルベク御処分相成度 神....
「無惨」より 著者:黒岩涙香
時頃に受けし傷なりと同人の着服は紺茶|堅縞の単物にて職業も更に見込附かず且つ所持
品等は一点もなし其筋の鑑定に拠れば殺害したる者が露見を防がんが為めに殊更奪い隠し....
「映画芸術」より 著者:寺田寅彦
いてはわが国ははるかにフランスやドイツを凌駕しているようであるが、これらの映画の
品等においてはどうであるか。たくさんの邦産映画の中には相当なものもあるかもしれな....
「大切な雰囲気」より 著者:小出楢重
である。さて今年の二科ではとくに近代性、時代の尖端的、あるいは野獣的傾向を持つ作
品等がかなり賑やかな世評を作ったことであった。 また左様な作品が相当多く集まっ....
「大震火災記」より 著者:鈴木三重吉
本人が深く感謝しなければなりません。米国はいち早く東洋艦隊を急派して、医療具、薬
品等を横浜へはこんで来ました。なお数せきの御用船で食糧や、何千人を入れ得るテント....
「学生と教養」より 著者:倉田百三
る時期において、倫理的要求が旺盛であるか否かということはその人の一生の人格の質と
品等とを決定する重大な契機である。倫理的なるものに反抗し、否定するアンチモラール....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
。内藤氏が私の忠言に耳を傾けたのかどうかは知らぬが、他の百貨店が競って特価廉売景
品等に浮身をやつす中に、現在松屋だけが超然としているのを見ると、私はじつに会心の....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
その返答に迷惑したような次第であります。 広告はその店の存在を示し、また新発売
品等の宣伝等には欠くべからざるものでありますが、広告費のかさむために、商品の販売....
「純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
ど。動産資本としては、住居、公共の建築物、娯楽用の樹木草本、動物、家具衣服、芸術
品等。 4、5、6 生産的用役すなわち農業工業商業によって生産物に変化せられる....
「農民文学の問題」より 著者:黒島伝治
た作品、小作人と地主との対立を描いた作品、農村における農民組合の活動を取扱った作
品等は、プロレタリア文学には幾つかある。立野信之、細野孝二郎、中野重治、小林多喜....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
国の豪族は概ね朝鮮経由の人たちであったと目すべき根拠が多く、日本諸国の古墳の出土
品等からそう考えられるのであるが、古墳の分布は全国的であり、それらに横のツナガリ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
て来往す。そのありさまもまた東洋に同じ。露店には大傘を立てかけ、その下に果物、食
品等を販売するも、また東洋式なり。要するに、その市街、その風俗および商店は、西洋....
「空罎」より 著者:服部之総
ことなし、しかしながら持渡の貨物日本人|好《このみ》に応ぜず、或《あるい》は代り
品等|差支《さしつかゆ》る時は、交易を遂げざる儀も之《これ》有るべき事。 こ....
「澪標」より 著者:外村繁
」、シングの「鋳掛屋の婚礼」、シュニツラーの「臨終の仮面」、それに武者小路氏の作
品等を朗読したことを覚えている。 倉田百三の「出家とその弟子」を朗読することに....