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「員外〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

員外の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
彼は字を景盧といい、もちろん幼にして学を好み、紹興の中年に詞科に挙げられて、左司員外郎に累進しました。彼が金に使いした時に、敵国に対するの礼を用いたので、大いに....
死者の書」より 著者:折口信夫
誇る藤原びとでも、まだ昔風の夢に泥んで居た南家の横佩右大臣は、さきおととし、太宰員外帥に貶されて、都を離れた。そうして今は、難波で謹慎しているではないか。自分の....
岷山の隠士」より 著者:国枝史郎
をもって称された、晋の杜預の後胤であった。曾祖の依芸は鞏県の令、祖父の審言は膳部員外郎であった。審言は一流の大詩人で、沈※期、宋之門と名を争い、初唐の詩壇の花形....
火の扉」より 著者:岸田国士
校は、おれに二つの道を自由に選ばせた。おれは、くじを引くようにその一つを選んだ。員外学生として東京帝大の工学部に籍をおいた三年間は、おれを特殊な科学者、つまり、....
ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
ーを想い起すというような小僧や書生の来ておらないのには。会員は多いようである。会員外の人は聴講料を出す。かなり高い。二回で半ギニー(十円五十銭)位であったと思う....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
(大正二年四月発行)に掲げたる「坂上田村麻呂は夷人なりとの説」中に論及せる、近衛員外中将兼播磨守陸奥大国造正四位上道嶋宿禰嶋足のごときは、その著しきものなりとす....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
集』の第一・二|帙を読めと、『詠歌大概』にも『毎月抄』にものべており、『拾遺愚草員外』を見ると、文集百首というのさえ作っている。『新古今集』の歌に対する漢詩の影....
〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
方針に従って、或は研究組織部からその成果の供給を受け、或は特に依頼して会員及び会員外の個人的な研究や寄稿をも求めねばならぬ旨を述べた。 本会はコップ特にプロレ....