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唯物弁証法
「唯物弁証法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
唯物弁証法の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
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「読書法」より 著者:戸坂潤
『イデオロギーの系譜学』 4 再び『イデオロギーの系譜学』 5 『
唯物弁証法講話』 6 『現代宗教批判講話』 7 『現代哲学辞典』 ....
「科学論」より 著者:戸坂潤
見て取れる筈であった。そしてこの科学的統一を貫くものが、唯物論の技術的範疇組織(
唯物弁証法)なのである。 唯物論という範疇組織によって、ブルジョア社会科学(乃....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
論化・通俗化・俗流化に過ぎない場合が少なくない。だから今日のプロレタリア哲学――
唯物弁証法の哲学――は、一方に於てアカデミズムのブルジョア哲学に対抗するばかりで....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
内部的対立はノエシスの側に於てしか成り立たない筈だからである。観念論的弁証法でも
唯物弁証法でも、何かノエマ的に観念とか物質とかいう有(存在)を置いて、そこで弁証....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
一つであるようにさえ見える場合がある。例えばマルクス主義経済学に於ける範疇体系は
唯物弁証法と呼ばれる哲学の範疇体系そのものが歴史観となって具体化されたものに外な....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
。必ずしもそうではない。――わが国で社会科学と云えば、それ自身マルクス主義哲学・
唯物弁証法・の一部分を意味していることは、人々が好く知っている通りである。と云う....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
の批判によって、凡ゆる批評対象の内にその骨子として含まれている範疇を、もし夫が非
唯物弁証法的なものであるならばマルクス主義的なものにまでたたき直して進展性を付与....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
、「権威ある」科学者から最も敬遠され又は最も憎まれているのはマルクス主義乃至所謂
唯物弁証法なのである。 わが国などに於ては有力な社会科学者(歴史家も亦)の殆ん....
「辞典」より 著者:戸坂潤
配するものは、弁証法一般に関する限り、矢張この同一哲学であったと云えるであろう。
唯物弁証法に就いては、ただ次の事だけを語っておこう。之はマルクス及びエンゲルスに....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
って、特に物理学方面の領域との関連で研究が台頭している。かつての存在論的立場から
唯物弁証法的立場をとってきた最近の戸坂潤氏の『科学論』も注目されていい。徳川時代....
「現代小説展望」より 著者:豊島与志雄
持つその目的が如何なるものであるか、ということにある。 マルクス及びその一派の
唯物弁証法は、社会のあらゆる現象を先ず経済的見地から見る。例えば芸術についても、....
「学生と教養」より 著者:倉田百三
。 フォイエルバッハはヘーゲルからエンゲルスの橋渡しとして、ヘーゲルの弁証法を
唯物弁証法に媒介した意味で科学的社会主義の先駆ともいえる。 彼によれば「人間相....
「白い道」より 著者:徳永直
ゲンをおもいうかべることで、自分に勇気づけていた。マルクスやエンゲルスとは別個に
唯物弁証法的哲学をうちたてたという偉大なドイツの労働者についてくわしくは知らなか....
「日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
自然科学研究所)を忘れてはならぬ。京大総長としてはあまり名総長ではなく、宣誓式に
唯物弁証法の否定をやって笑われたが、天文学研究と迷信打破運動では著名である。尤も....
「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
、道徳、芸術、その他)研究会 (8) 経済学批判研究会 c 哲学関係 (9)
唯物弁証法研究会 (10) 唯物論史研究会 (11) 現代哲学批判研究会 ....