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「唯識論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

唯識論の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二人の友」より 著者:森鴎外
この間に私は安国寺さんにドイツ文の哲学入門の訳読をして上げる。安国寺さんは又私に唯識論の講義をしてくれるのである。安国寺さんを送り出してから、私は夕食をして馬借....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
を究めるもまた容易ならぬ論議を生じて参るのでございましょう。同じ薫習の見方でも、唯識論《ゆいしきろん》の方と、起信論の方とは大分ちがいまして、唯識論の方では、能....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
き独逸のヴントなどの心理学と一致するところありて、実におもしろく存候。其外仏教の唯識論とハルトマンとの間などにも余程妙なる関係あり。此の如き事を考ふれば、私の如....