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喫水
「喫水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
てみると、長さ六十|尋《ひろ》を算し、根本の直径三尺に余る。イギリス船の大檣は、
喫水線《きっすいせん》上二百十七尺の高さに及ぶものがある。昔の船は麻綱を使ってい....
「赤格子九郎右衛門の娘」より 著者:国枝史郎
お粂であった。 船には無数の珍器宝物高貴の織物が積んである。その為船は船足重く
喫水深く見えるのであった。 支那の港香港を指して駸々と駛って行くのである。そう....