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噬臍
「噬臍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
噬臍の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
、干戈を罷め、親戚を敦うしたまえ、然らずんば臣|愚おもえらく十年を待たずして必ず
噬臍の悔あらん、というに在り。其の論、彝倫を敦くし、動乱を鎮めんというは可なり、....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
に陥ちるのではなかった――とこみあげる無念に体をふるわせたものの、それもいわゆる
噬臍の悔いなるもので、かれはたちまち、お綱も自分と同じような縄目にかかるのを見な....