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嚢底
「嚢底〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
りというか、大事の前に小欲を捨つる能《あた》わず、前途近からざるの事業を控えて、
嚢底《のうてい》多からざるの資金を濫費《らんぴ》す、妾の不満と心痛とは、妾を引い....
「旧藩情」より 著者:福沢諭吉
かまうち》の資本は間接に働《はたらき》をなして、些細《ささい》の余財もいたずらに
嚢底《のうてい》に隠るることなく、金の流通|忙《いそが》わしくして利潤《りじゅん....