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四方拝
「四方拝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四方拝の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道標」より 著者:宮本百合子
まった。
「きょう大使館へ手紙をとりに行ったら、はり出しが出ていたことよ。元旦、
四方拝を十一時に行うから在留邦人は出席するようにって――」
「――そうでしたか」....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
、それまでの大内山のわびしさは、けだし想像に余ることであったろう。この文明七年の
四方拝には、実隆はまた右近衛権中将でこれに勤仕したのであるが、その際の日記に、「....
「日記」より 著者:宮本百合子
、 「猟人日記」、「希臘神話」熟読 「錦木」 一月一日(木曜)晴 寒 〔摘要〕
四方拝出席
四方拝出席、午後例の如し。 十六と呼ばれなければならないそうだ....
「日記」より 著者:宮本百合子
出して来たのでいそいで歩き、ひどく疲れる。 眠ったのは五時頃だろうか、今朝は、
四方拝のおことわりで、早く起きたので、半分頭が曇って居る。何も徹夜の覚悟をしなく....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
が」 「……ぜひもない」 「朝におわせば、大晦日には追儺の式、元日には清涼東階の
四方拝のおん儀、節会、大饗など、さまざまな行事やら百官の唱える万歳に祝がれ給う大....