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四生
「四生〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四生の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
竜王のみ金翅鳥に啖われずとある。金翅鳥は竜を常食とする大鳥で、これまた卵胎湿化の
四生あり、迦楼羅《かるら》鳥王とて、観音の伴衆《つれしゅ》中に、烏天狗《からすて....
「「平家物語」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:作者不詳
歎はどなたも同じでございます。けれ共皆様は御様を化えさせられてしまいました。六道
四生の道は別々でございますもの、貴女様もどの道へか行らっしゃって上様と同じ道を行....
「「峠」という字」より 著者:中里介山
る、有漏路《うろじ》より無漏路に通ずる休み場所である。 凡《およ》そ、この六道
四生の旅路に於て「峠」を以て表現し摂取し得られざる現われというのは一つもあるまい。....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
に不祥を焼き、浄瑠璃の光を放ち、諸悪鬼神を摧滅して、一切の三悪趣苦悩を除き、六道
四生、皆富貴延命を獲させ給え、得させ給え」
と、誦した。そして、少しずつ燃え上....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
nsington Gardens. ケル(人)Kerr. 英国の物理学者。一八二
四生れ。 ケルの効果 Kerr's effect. ゲーテ(人)〔Go:the〕....
「法然行伝」より 著者:中里介山
れが「それ流浪三界のうちいずれのさかいにおもむきてか釈尊の出世にあわざりし。輪廻
四生のあいだいずれの生をうけてか如来の説法をきかざりし。……」という元久法語又の....