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「四節〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

四節の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
デンマルク国の話」より 著者:内村鑑三
て世に勝たしむるものはわれらの信なり と聖ヨハネはいいました(ヨハネ第一書五章四節)。世に勝つの力、地を征服する力はやはり信仰であります。ユグノー党の信仰はそ....
「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
りに」のところはそういう形をもっている。すなわち、「ムラサキ。ノ。ユカリ。ニ」と四節に分かれて、各節は急突に高い音から始まり、下向的進行をしている。また「音にほ....
アッシャー家の崩壊」より 著者:佐々木直次郎
ンポニウス・メラ(18)のなかのサター(19)やイージパン(20)についての三、四節は、アッシャーがよく何時間も夢み心地で耽読《たんどく》していたものであった。....
聖書の読方」より 著者:内村鑑三
たるに鑒たまう神は天使と天の万軍との前に顕明に報い給うべしとのことである(同六章四節)、即ち「隠れて現われざる者なく、蔵みて知れず露われ出ざる者なし」とのことで....
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
母音pが子音の、それぞれ冠頭を占める文字に当て嵌ることになるけれども、しかし、第四節と第六節でもって、それをさらに訂正しているのだ。 (作者より――。次の行....
落穴と振子」より 著者:佐々木直次郎
一インチの十二分の一の長さ。 (6) 「死」のこと。――旧約ヨブ記第十八章第十四節、「やがて彼はその恃める天幕より曳離されて懼怖の王の許に駆やられん」 (7)....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
攻むるに一様の方を以てしたのに、池田氏は痘を一種の異毒異気だとして、いわゆる八証四節三項を分ち、偏僻の治法を斥けた。即ち対症療法の完全ならんことを期したのである....
ウィリアム・ウィルスン」より 著者:佐々木直次郎
て知られている。 (3)the dim valley――旧約聖書詩篇第二十三篇第四節に出ている「死のかげの谷」のこと。 (4)leading-strings――....
十二支考」より 著者:南方熊楠
しい。支那最古の書てふ『山海経』に、〈旄馬《ぼうば》その状《かたち》馬のごとし、四節毛あり〉、『事物|紺珠《かんじゅ》』に〈旄馬足四節ばかり、毛垂る、南海外に出....
カラマゾフの兄弟」より 著者:ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ
在《あ》りなん、もし死なば、多くの果《み》を結ぶべし。 ヨハネ伝第十二章第二十四節 アンナ・グリゴリエヴナ・ドストイエフスカヤにおくる ....
潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
めたのであったが、まもなく艇首をカムチャツカに向けた。 その間も、十三|節か十四節で、たいてい海面を進んで行った。事実水中に潜ったことは、数えるほどしかなかっ....
経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
(一六)このことは、不変的価値標準があるならばそれによって証明されるであろう 第四節 (一七)貨物はその生産に費された各々の労働量によって交換されるという法則は....
次郎物語」より 著者:下村湖人
ころなど、すべては盆踊りそっくりだった。歌の文句は朝倉先生と次郎の合作で、つぎの四節から成っていた。 板木鳴る、鳴る。浄めの朝だ。 こころしずめて打つかしわ手は....
純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
と正反対である。スミスを信ずる限り全経済学は科学であるよりはむしろ技術であり(第四節)、セイに従えばそれは自然科学である。セイによれば、富は全く自然的ではないに....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
。私は特に注意すべき業績についてだけ、ここに列挙して置きたい。 その第一は、第四節|西行の処に関している。そこには当時として最もよいと思われるテキストを挙げて....