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「回り縁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

回り縁の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
出家とその弟子」より 著者:倉田百三
上に白絹の布が掩うてある。すべて品よき装飾。襖の模様もしっとりとした花や鳥など。回り縁にて隣の宿直の部屋に通ず。庭には秋草。短冊、色紙等のはりまぜの二枚屏風の陰....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
は立ちして、水のように澄み渡った空をながめるものもある。そこは方丈から客殿へ続く回り縁になっていて、さらに本堂の裏手、位牌堂までも続いて行っている。客殿と位牌堂....