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回り路
「回り路〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
回り路の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
たどり着いて西川善六を訪い、足利木像事件後における残存諸士の消息を語り、それより
回り路をして幕府|探偵の目を避けながら、放浪約五十日の後郷里をさして帰って来るこ....
「それから」より 著者:夏目漱石
せずに、微笑して見せた。 「じゃ、買って来なくっても好かったのに。つまらないわ、
回り路《みち》をして。御負《おまけ》に雨に降られ損《そく》なって、息を切らして」....