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団平船
「団平船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
団平船の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河明り」より 著者:岡本かの子
葺いた舳が見え、厚く積った雪の両端から馬の首のように氷柱を下げている。少し離れて
団平船と、伝馬船三|艘とが井桁に歩び板を渡して、水上に高低の雪渓を慥えて蹲ってい....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
ワ一家の事を主題とするからである。ただ二隻のランチに一隻ずつ曳かれた私たちの大|
団平船が、沿岸に蘆荻が繁って、遥かの川上に中部樺太の山脈が仰がれ、白樺、ポプラ、....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
二百九匹鹿児島あずけ百十匹備前岡山あずけと、犬扱いに、手当たり次第髪をつかんでは
団平船の中に投げこまれ、夫は広島に、妻は金沢に、子供は松山にというふうに、はなれ....