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「国友〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国友の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大阪夏之陣」より 著者:菊池寛
家康は、冬の陣以後すぐ戦争準備にかかり、冬の陣の経験から、大砲を作らしている。『国友鍛冶記録』に「権現様|為申之旨、上意……夏の御陣へ早速指上、御用に相立申候」....
細木香以」より 著者:森鴎外
川を歴遊した紀行一巻がある。上木し得るまでに浄写した美麗な巻で、一勇斎国芳の門人国友の挿画数十枚が入っている。 この游は安政二年|乙卯四月六日に家を発し、五日....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
おう》の蒸溜所も出来上りました。機械類の磨き方は、鉄砲師の川崎|長門《ながと》と国友松造という者が来て引受けました。水圧器の組立ても出来ました。 その都度《つ....
書記官」より 著者:川上眉山
ょうから、あなたに対するお手数料はまずそれだけに極めておきまして、何はさておき、国友商会の願書を途中で遮ぎって、一時も早く私の方のを官へ差し出すが上分別、とにも....
三国志」より 著者:吉川英治
るが、目的は例の呉妹君の婚縁にある。 荊州に着いて、玄徳に会うと、呂範はまず両国友好の緊密を力説してから、おもむろに縁談をもちかけた。 「実は、皇叔の夫人甘氏....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
に刀を持ち、片手に櫂の折れを持って戦ったのが導因だという説もある。その話は、杉浦国友の武蔵伝に詳しいが、どっちが真実ともいわれない。 剛毅で天才的な少年武蔵は....