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「国号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国号の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
如是我聞」より 著者:太宰治
がおいしくない、ということを知らぬ人種は悲惨である。私は、日本の(この日本という国号も、変えるべきだと思っているし、また、日の丸の旗も私は、すぐに変改すべきだと....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
云った。「日本の陸軍にも海軍にも飛行機が、ドッサリあるよ。それに俺等が献納した愛国号も百台ほどあるしサ、そこへもってきて、日本の軍人は強いぞ、天子様のいらっしゃ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
東国の中でも武蔵の国は武道に因《ちなみ》の多い国柄であります。 武蔵という国号からが、そもそも武張《ぶば》った歴史を持ったもので、日本武尊《やまとたけるの....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
いよ気があらくなって、子や孫らの顔を見ると、杖をもって叩き立てた。 五代の蜀が国号を建てた翌年、彼は或る夜ひそかに村舎の門をぬけ出して、行くえ不明になった。そ....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
、「失業問題」も「其の他不景気の問題」も結局あまり重大ではないのである。この「愛国号」の哲学はそこで、その日本的範疇にも拘らず技術――産業的及び政治的――の尊重....
学生と先哲」より 著者:倉田百三
。彼及び彼の弟子たちは皆その法名に冠するに日の字をもってし、それはわれらの祖国の国号の「日本」の日であることが意識せられていた。彼は外房州の「日本で最も早く、最....
国号の由来」より 著者:喜田貞吉
昭和九年初頭の第六十五回帝国議会において、頭山満氏ほか数氏の名を以て、国号制定に関する請願なるものが提出せられた。我が国は大日本帝国なのか、日本国なの....