国栖の奏[語句情報] » 国栖の奏

「国栖の奏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国栖の奏の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
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国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
や年魚の類を土毛として献上するとある。践祚|大嘗会等の大儀に、彼らが列して、所謂国栖の奏をとなえ、土風の歌舞を演ずる事は儀式上著名な事で、大正御大典の時にも、伶....
山の人生」より 著者:柳田国男
』『江次第』の時代を経て、それよりもまた遙か後代まで名目を存していた、新春朝廷の国栖の奏は、最初には実際この者が山を出でて来り仕え、御贄を献じたのに始まるのであ....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
数を省いて、左右の衛士が山人の代になって、この儀式をやっております。これは有名な国栖の奏などと併せ考うべきもので、国栖もやはり吉野山中の一種の山人でありました。....