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国民主義
「国民主義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国民主義の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
りと伝うあり。この誤解たるやまったくこの三者に出ずるものというべし。吾輩のさきに
国民主義を唱うるや、人あるいはこれを評して鎖国主義なり攘夷主義なり頑固主義なりと....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
の日本の我愛とがどう結び付くのかと見ると、「日本精神」とは「真に日本の国を愛し、
国民主義と国際主義との一致の道によって個人的にも国家的にも益々日本を本当のよい国....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
民戦線は国内のファッショに反対するよりも寧ろ、ファッショ的隣国に対抗しようという
国民主義の一環を指すのだというのである。国内問題としてよりも先に、国家対立を整調....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
思っていた。ヴェール氏のほうでは、少佐と話を交えることを好んでいたけれど、少佐の
国民主義を知っていて、軽い軽侮の念をいだいていた。 クリストフは、ヴェール氏に....