国民党[語句情報] » 国民党

「国民党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国民党の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新種族ノラ」より 著者:吉行エイスケ
ンと腕を組んであるいていたが、いつのまにか一品香ホテルに消えたと云うものがある。国民党上海駐屯の武官、フ・ハン・パウはノラと恋愛の上昇のために自殺して死んでしま....
人間レコード」より 著者:夢野久作
う。 米国の汎アメリカニズムと×××××××の矛盾は益々増大しつつあると、中国国民党の走狗どもは云っているが、これは間違いである。米国が××××××しようとし....
日本脱出記」より 著者:大杉栄
で、失敗のようなまた過失の功名のようなことをした。それは、やはり上海にいた支那の国民党のある友人に会いたいということを、朝鮮のRに話した。Rはその友人の家へ行っ....
再武装するのはなにか」より 著者:宮本百合子
Aは国際的な反民主勢力の「教団」となった。ルール地方の有力者、シューマン仏外相、国民党右翼の暗殺団C・C団の指導者陳立夫などの熱烈な支持をうけている。ブックマン....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
たのだ。――だが北支問題の結果は単に北支に於ける日支親善だけではなく、夫が同時に国民党中央部の多少の勢力編成がえを伴った結果、親日派の権力の増大を来したので、一....
社会時評」より 著者:戸坂潤
たのだ。――だが北支問題の結果は単に北支に於ける日支親善だけではなく、夫が同時に国民党中央部の多少の勢力偏成がえを伴った結果、親日派の権力の増大を来したので、一....
選挙に対する婦人の希望」より 著者:与謝野晶子
ば、政権の争奪を以て目的としていることは官僚も、政友会も、憲政会も全く同じです。国民党にしても、その少数党の微力を以て到底容易に政権に近づきがたい所から、その党....
婦人も参政権を要求す」より 著者:与謝野晶子
迫に依って頓挫してしまったことは、私たちの記憶にまだ新しいのですが、今年の議会に国民党、憲政会、政府等から各別に三つの選挙法改正案が提出された際ですから、これを....
あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」より 著者:宮本百合子
フランス等の大衆を団結させ、左翼の組織は拡大した。孫文派が広東政府を樹立し、中国国民党宣言を発表した。京漢鉄道総工会の成立大会を武力解散させた軍閥呉佩孚に対して....
女の一生」より 著者:森本薫
るような戦争をアジヤでも又引起すことになるのだ。 けい それだからいうのですよ。国民党を援けると決めたなら決めたで、そっちへどんどんお金を注ぎこむ。支那人が日本....
上海の渋面」より 著者:豊島与志雄
いうのが共産党員によって作られていたが、文化人の奥地への遁入甚だしいため、新たに国民党系の人々によって文芸界救亡協会というのが結成され、その発会式には両派の激し....
戦後合格者」より 著者:坂口安吾
現に戦争しつつあるから、やむなく掠奪暴行強姦をしないというような最低の善行に於て国民党軍と真価を争っているのであろうが、現に戦争しているから、そうせざるを得ない....
議会見物」より 著者:佐藤垢石
豊川の流れの近くの家へ訪ねて行った。折りから彼は、選挙最中で犬養木堂の家来として国民党の候補に立ち、大分忙しそうであったが、私を応接間へ通し黄色い声で、なにかひ....
抵抗のよりどころ」より 著者:三好十郎
こぎつけました。つぎに移ります。 そのまえに、私が戦争中にその目撃者からきいた国民党政権下の中共軍パルチザン部隊の老兵士の話を思いだしてみます。 彼はそのと....
立春の卵」より 著者:中谷宇吉郎
と『秘密の万華鏡《まんげきょう》』という本から発見したものだそうである。そして、国民党宣伝部の魏《ぎ》氏が一九四五年即ち一昨年の立春に、重慶《じゅうけい》でUP....