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国軍
「国軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
国軍の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「奇怪な再会」より 著者:芥川竜之介
考えれば牧野も可哀そうな男さ。※蓮《けいれん》を妾《めかけ》にしたと云っても、帝
国軍人の片破《かたわ》れたるものが、戦争後すぐに敵国人を内地へつれこもうと云うん....
「将軍」より 著者:芥川竜之介
おぼね》の高い赭《あか》ら顔。――そう云う彼の特色は、少くともこの老将軍には、帝
国軍人の模範《もはん》らしい、好印象を与えた容子《ようす》だった。将軍はそこに立....
「軍用鮫」より 著者:海野十三
点のついていない漢文で認めてあった。 ――支那大陸紀元八十万一年重陽の佳日、中
国軍政府最高主席委員長チャンスカヤ・カイモヴィッチ・シャノフ恐惶謹言頓首々々恭々....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
3 国土の広大 攻者の威力が敵の防禦線を突破し得るほど十分であっても、攻者
国軍の行動半径が敵国の心臓部に及ばないときは、自然に持久戦争となる。 ナポレオ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
何人あることであろうか。 暁の偵察 昭和十×年五月十五日の夜、帝都は、米
国軍のために、爆撃さる―― と、日本国民は、建国二千六百年の、光輝ある国史の上....
「海底大陸」より 著者:海野十三
がおそかったら、かれの生命はどうなっていたか、それはわかったものではない。 英
国軍港から特派された航空母艦からは、いまや刻々、気象報告が、捜査にしたがっている....
「英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
、舌を捲いた。 「ふーん、日本軍人は、ここでも勇敢なことをやっている。勇敢なる中
国軍人のニュースは、一体どこに出ているのだろうか」 生憎と、その日は、中
国軍人....
「火薬船」より 著者:海野十三
語であった。どうやらこれが船長らしい。だが船長にしろ、椅子にこしをかけたまま、帝
国軍人に呼びかけるとは無礼至極であるとおもっていると、かの肥満漢は、 「私は脚が....
「怪塔王」より 著者:海野十三
な兄妹を、こうもくるしめるのは、一体誰のせいでしょうか。いうまでもなく、それは帝
国軍艦淡路を怪しい力によって壊し、それから後、いろいろとおそろしいことや憎いこと....
「空中漂流一週間」より 著者:海野十三
、「火の玉」少尉も少々|癪にこたえている。しかし、単にぐうたらに生きるものと、帝
国軍人としてその本分に生きるものとは、どうしてもちがうのがあたり前で、六条の方が....
「空襲下の日本」より 著者:海野十三
飾りものに終ったらしい。愛国機や愛国高射砲を献納した国民は、勇敢に戦った精悍な帝
国軍人と共に、永く永く讃えられるべきだ。わが帝都のこれくらいの損害や、一時米国の....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
喧嘩をやっている者もある。 まるで裏|街みたいなところもある。 その間を、帝
国軍人はきちんとして通り、皇軍の威容を、飛行島の連中にも心に痛いほど知らせること....
「空襲警報」より 著者:海野十三
に協力一致せられて、防護に警備に、はたまたその業につくされ、もって暴戻なる外国S
国軍の反撃に奮励していただきたい。昭和十×年七月二十五日。東部防衛司令官陸軍中将....
「軍用鼠」より 著者:海野十三
ッドのものとなっていた。ラチェットはその真珠事件に無関係であった。 それなら紅
国軍部は税関本部に通牒して鼠の輸入を黙許させればよかったと思うかもしれないけれど....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
く義務より義勇に進むべく、戦争に当りては全国民が殺戮の渦中に投入せらるべし。 三
国軍の編制は兵力の増加に従い逐次拡大せり。特に注目に値するは、ナポレオンの一八一....