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「国際法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

国際法の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
、水中植物の繁茂が実におびただしいために、櫂が利かず、遡ったものがない。従って、国際法でいう先占の事実というやつが、パラグァイ、アルゼンチンのどっちにもない訳で....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
たのも、ハッタリじゃあるまい。それに、この探検にはひじょうな意義がある。じつは、国際法の先占問題にも触れている」 と、私に固唾をのましたその「先占」とは。例を....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
売りあるいは貸し渡すこともまた厳禁たるべきもの。もしこの規則にそむくなら、それは国際法から見て局外中立の法度を破るものであるから、敵視せらるるに至ることはもちろ....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
について思い出した事がある。明治十三年、スウィスの首都ベルンの国会議事堂において国際法の万国会議が開かれた時、丁度その頃、我輩はドイツに留学中であったので、日本....
旅愁」より 著者:横光利一
ス革命を象徴している遊びのように思われて面白かった。 「やってみようじゃないか。国際法のない戦争だ。こんな勉強はないぜ。やろう。」 しかし、まだ矢代は、「うむ....
戦争はわたしたちからすべてを奪う」より 著者:宮本百合子
の活動は描かれていない。南北戦争を機会としてイギリスが介入しようとしたが、それは国際法で侵略として禁じるところであった。 日本の人々の頭の上におしかぶさって来....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、乱軍の虚を狙《ねら》っては道具外れ、くすぐるべき急所でないところをくすぐるのは国際法に反している、こんな卑怯な大人からやっつけなければ、正しい戦争はできない、....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
会を見出すであろう。………彼らは民法によって解決すべき事件が少なければ少ないほど国際法によって判決すべき事件が多いであろう。』Montes. Esprit de....
猿の図」より 著者:三好十郎
の戦争犯罪者は、戦争を直接に誘発した少数の軍部指導者や財閥指導者たちと、それから国際法規によって規定されている一方的残虐行為を犯した者だけであって、それ以外の一....