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囿
「囿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
囿の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
りぞ》けた、『独異志』に劉牧南山野中に果蔬《かそ》を植えると人多く樹を伐《き》り
囿《その》を践《ふ》む、にわかに二虎来り近づき居り牧を見て尾を揺《ゆる》がす、我....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
半を知る、その鳴|高亮《こうりょう》、八、九里に聞ゆ、雌は声やや下る、今呉人|園
囿《えんゆう》中および士大夫家の皆これを養う、鶏鳴く時また鳴く〉と見ゆれば、鶏と....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
とりの好人物とが(訳者注 前者は最初のパリー法院長で有徳の法官、後者は有名なる園
囿設計家――法院長と園丁とが)、その庭をゆがめ裁ち切り皺《しわ》をつけ飾り立てて....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
番人らに見つかったら、ぼろ着物の彼らは追い出されたに違いない。貧しい子供は公の園
囿《えんゆう》にははいることを許されていない。けれども、子供として彼らは花に対す....
「上野」より 著者:永井荷風
、蓋亦絶テ無クシテ僅ニ有ル者ナリ。中略近歳官此ノ山水ノ一区ヲ修メ以テ公園トナス。
囿方数里。車馬ノ者モ往キ、杖履ノ者モ往ク。民偕ニ之ヲ楽ンデ其大ナルヲ知ラズ。京中....