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「土一揆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

土一揆の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
応仁の乱」より 著者:菊池寛
じたのである。義政の時代には、十三度も徳政令を出して居る。 「九月二十一日、就中土一揆|乱焼失」(『大乗院寺社雑事記』) 加るに鎮圧に赴いた将士の部下が、却っ....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
ら、それらの力によって京都の粛清が十分にいたされ得たのではない。しばしば蜂起する土一揆は、あるいは東寺、あるいは北野または祇園を巣窟として、夜間はもちろん白昼も....
雪の宿り」より 著者:神西清
れなくなります。今までは只おぞましい怖しいとのみ思っておりました足軽衆の乱波も、土一揆衆の乱妨も檀林巨刹の炎上も、おのずと別の眼で眺めるようになって参ります。ま....
埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
ら、そこに新しい時代の機運の動いていることを看取し得ないのであった。正長、永享の土一揆は彼の三十歳近いころの出来事であり、嘉吉の土一揆、民衆の強要による一国平均....