在籍[語句情報] »
在籍
「在籍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
在籍の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「兄たち」より 著者:太宰治
しな名前の同人雑誌を発行したことがあります。そのころ美術学校の塑像《そぞう》科に
在籍中だった三男が、それを編輯《へんしゅう》いたしました。
「青んぼ」という名前....
「ろまん灯籠」より 著者:太宰治
ていたりするのである。 次男は、二十四歳。これは、俗物であった。帝大の医学部に
在籍。けれども、あまり学校へは行かなかった。からだが弱いのである。これは、ほんも....
「愛と美について」より 著者:太宰治
なっていたりするのである。次男は、二十四歳。これは、俗物であった。帝大の医学部に
在籍。けれども、あまり学校へは行かなかった。からだが弱いのである。これは、ほんも....
「地獄の使者」より 著者:海野十三
す」と大寺警部が口を挾んだ。「高橋刑事をやって調べさせたんですが、とにかく現在の
在籍者は、被害者とあの亀之介の両名だけだったそうです。もちろん庶子のイト子なんて....
「空襲警報」より 著者:海野十三
「○○無線局発。午前五時十五分、北緯三十六度東経百四十三度ノ海上ニアル茨城県湊町
在籍ノ鮪船第一|大徳丸ハ有力ナルS国軍用機ノ大編隊ヲ発見ス、高度約二千メートル、....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
、右翼関係単行本納本数は、 昭和七年―一四五、昭和八年―一七九 同新聞雑誌
在籍数は、 昭和七年―約五七、昭和八年―約七一 で、それぞれ三四と一四の増加....
「灰色の記憶」より 著者:久坂葉子
チューチュータコカイナで二本目を折り重ねてかぞえなければわからなかった。それに、
在籍人員から出席人員をマイナスすることが容易じゃなく、報告する前に数秒かかって口....
「鴎外博士の追憶」より 著者:内田魯庵
々しくてならないので、帰ると直ぐ「鴎外を訪うて会わず」という短文を書いて、その頃
在籍していた国民新聞社へ宛ててポストへ入れに運動かたがた自分で持って出掛けた。で....
「三十年前の島田沼南」より 著者:内田魯庵
隈板内閣だかの組閣に方って沼南が入閣するという風説が立った時、毎日新聞社にかつて
在籍して猫の目のようにクルクル変る沼南の朝令暮改に散三ッ原苦しまされた或る男は曰....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
校の露語科に入学した。その頃高谷塾以来の莫逆たる西源四郎も同じ語学校の支那語科に
在籍していたので、西は当時の露語科の教師古川常一郎の義弟であったからなお更|益々....