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地球物理学
「地球物理学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
地球物理学の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
関しては遊星雰囲気の問題、太陽系生成の問題、輻射圧による生命萌芽移動の問題、また
地球物理学方面では北光の成因、気温に及ぼす炭酸ガスの影響、その他各種自然現象の周....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
読みたるもの、左の如し 一、子規著「仰臥漫録」その他 二、寺田(寅彦)先生「
地球物理学」 三、Minute Mysteries 四、江戸怪談小説 ....
「怪異考」より 著者:寺田寅彦
どおりの現象が、実際にあったものと仮定し、またこれが筑波地方の地鳴りと同一系統の
地球物理学的現象であると仮定すると、それから多少興味のある地震学上のスペキュレー....
「比較言語学における統計的研究法の可能性について」より 著者:寺田寅彦
申し訳にもいくぶんはなるかもしれないから一つの懺悔話としてここにしるしてみよう。
地球物理学上の近年の問題となっている陸塊の水平移動に関する学説、俗に大陸漂移論と....
「ルクレチウスと科学」より 著者:寺田寅彦
て結局宗教の否定が繰り返さるるのである。 六 第六巻では主として
地球物理学的の現象が取り扱われている。これは現在の気象学者や地震学者、地質学者に....
「量的と質的と統計的と」より 著者:寺田寅彦
あるかないか、これは議論にもならないような事であるが、しかし事実上往々、たとえば
地球物理学の問題における統計的研究は物理学上の量的研究とは全然別種のものと見なさ....
「神話と地球物理学」より 著者:寺田寅彦
われわれのように
地球物理学関係の研究に従事しているものが国々の神話などを読む場合に一番気のつくこ....
「北氷洋の氷の割れる音」より 著者:寺田寅彦
機会を得た。 北極をめぐる諸科学国が互いに協力して同時的に気象学的ならびに一般
地球物理学的観測を行なういわゆるインターナショナル・ポーラー・イヤーに際会してソ....
「小浅間」より 著者:寺田寅彦
いるのであるが、その柱の一面に年月日と名字とが刻してある。これは数年前京都大学の
地球物理学者たちがここにエアトヴァスの重力偏差計をすえ付けて観測した地点を示す標....
「地図をながめて」より 著者:寺田寅彦
の変動を詳しく探究することである。近着のアメリカ地理学会の雑誌の評論欄にわが国の
地球物理学者の仕事を紹介してあるその冒頭に「地殻変動の測定に関してはいかなる国民....
「天災と国防」より 著者:寺田寅彦
な関係が生じいろいろな仮想敵国に対する特殊な防備の必要を生じると同様に、気象学的
地球物理学的にもまたきわめて特殊な環境の支配を受けているために、その結果として特....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
、その後各地に頻発した大地震毎に研究は益々深化し、発展していって、いまやこの国の
地球物理学の権威は世界的になりつつある。ここ数年間の
地球物理学に関して、恩賜賞、....
「地震雑感」より 著者:寺田寅彦
進んで来ると、それはもはや単なる地震のみの問題ではなくなる。地殻の物理学あるいは
地球物理学の問題となって来るのである。 地震の源因を追究して現象の心核に触れる....
「地球の円い話」より 著者:中谷宇吉郎
体でもないので、擬似《ぎじ》楕円体と称すべきであるなどということになる。 更に
地球物理学者にきくと、地球の形は、それらのいずれでもないので、「狐《きつね》の色....
「『西遊記』の夢」より 著者:中谷宇吉郎
間のあらゆる空想を一度にはじきとばしてしまうであろう。 そういう風に考えると、
地球物理学者や地質学者が、アルプスの山の成因を議論したり、太平洋が月のとび出した....