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坂東家橘
「坂東家橘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
坂東家橘の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
や、その人物も趣向も彼に適当したものである。これは明治二十二年六月、大坂屋花鳥(
坂東家橘)梅津長門(市川猿之助)佐原の喜三郎(中村駒之助)等の役割で、通し狂言と....
「役者の一生」より 著者:折口信夫
つぎ損ったことにもよるのだが……。 明治十二年七月の夏芝居に、五代目菊五郎の弟の
坂東家橘――これも働き盛りに死んで、芸は大したことはなかったが、気分のいい役者で....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
大家と称せらる。その伝記は余りに好く知られたれば、ここにいわず。 ○三月十八日、
坂東家橘死す、四十八歳。菊五郎の実弟にて和事を得意としていたるが、晩年は団十郎張....