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「坊主丸儲け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

坊主丸儲けの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
ハハハ」 「おい笑うのは酷かろうぜ、何んとか挨拶がありそうなものだ」 「でもお前坊主丸儲けよ。お前に勝ち目はねえじゃねえか」 「だから俺ら悄気てるのさ」 「え、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
の商売よりもあぶないものかも知れないが、さりとて、和尚は世間を知っている、それに坊主丸儲けということもある、存外、妙腕を揮《ふる》って、半ぺん坊主の向うを張るつ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
内家が幕府より受けた墨付百二十四万石とあった。百の字を鼠が食い去ったので百万石は坊主丸儲けとなった。故に鼠を福と称え殺すを禁じたと。『山州名勝志』二に、山城霊山....