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坐法
「坐法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
坐法の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「癩」より 著者:島木健作
度、あるいは十日に一度、きまって夜に来た。思い余った彼は、体操をやってみたり、静
坐法をやってみたりした。しかしその発作から免れることはできなかった。体操や、静坐....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
などには、この法律の淵源を神意に帰し、その制裁を神罰となし、またその刑罰規定に反
坐法、祷審《とうしん》法などのあるのを見れば、文化低級の人民中に行われる法律の特....
「謡曲黒白談」より 著者:夢野久作
のである。 南無阿弥陀仏もよかろう。アーメンも面白かろう。天理教の蒟蒻躍り、静
坐法の癲癇舞踊、皆それぞれ相当の境界があろう。けれ共世の中にこれ位高尚で、玄妙で....
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
し方のない事だ。従って私はいまだかつて水に浮いて見たためしがないのである。 静
坐法というものが一時流行を極めた時、何んでも人間は、腹の中へ空気を押し込まなけれ....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
示している。 一例をあげると、それはこんなふうにやられる。西蔵の律法はすべて連
坐法(子が罪を犯せば、その父も、父が罪を犯せば、その子も同罪になる)によるので、....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
。 「ねえ君、大分白いね。あんなに雪の残っていることはそうあるまい」 岡田式静
坐法の姿勢を崩さないで、哲学者然と構え込んでいた南日君も、堪らなくなったと見えて....