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「城戸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

城戸の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
太鼓)国吉静衛 (笛)中上正栄 ◇花盗人 (狂言)岩倉仁郎、高原神留、野田一造、城戸甚次郎、秋吉見次、野村久、生熊生 ◇鞍馬天狗 白頭(シテ)前田利鬯 (シテツ....
生前身後の事」より 著者:中里介山
った。 松竹では芝の紅葉館へ東京の各新聞社の劇評家連を殆んど全部集めてくれた、城戸四郎君や川尻君も出席して席を斡旋《あっせん》して呉れた、然し余は実は斯ういう....
三国志」より 著者:吉川英治
期を遂げたか。――すわや、この虚をはずすな」 黄祖、蔡瑁、※良なんどみな一度に城戸をひらいて、どっと寄手のうちへ衝いて行った。 すでに大将を失った江東の兵は....
三国志」より 著者:吉川英治
寄手の奴ばらは一人も生かして返すな」 劉岱は、最後の号令を発し、ついに、防寨の城戸をひらいて、どっと追いかけた。 張飛はそれと見て、 「しめた。思うつぼに来....
私本太平記」より 著者:吉川英治
して、 「お堀ノ内」 とも呼んでいる。 冷え冷えと青い木暗がりをつつむ広大な城戸の内は、鑁阿寺の七堂|伽藍をもあわせて、裏山にまで屋形の屋根を望ませていた。....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
ったと想像するのはあながち理由のないことではあるまい。この悲田院はいつの頃にか南城戸町に移されて、後にはそこに悲田院という寺のみが残っているが、もとはそれも非人....