堂上家[語句情報] » 堂上家

「堂上家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

堂上家の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
和歌の伝統が流れる時代である。近世の江戸時代になると、京都の公家の和歌はいわゆる堂上家の歌といわれて、幾分旧式のように見られ庶民の間に新しい和歌の流れが根を張っ....
無月物語」より 著者:久生十蘭
んに謂《いわく》があるとみていい。 凡下《ぼんげ》や一般の庶民は別として、公家堂上家の生活は風流|韻事《いんじ》に耽けるか、仏教の信仰にうちこむか、いずれにし....
エタに対する圧迫の沿革」より 著者:喜田貞吉
の忌むところとなった為である。されば一方では、武家が祇園御霊会の神輿を舁かしめ、堂上家がエタに飲料水の井戸を掘らしめて、あえて不思議としなかった時代にも、五山の....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
時の主張を拡張して、七宿以外の他の夙をも支配しようと試みたのに無理はない。彼らは堂上家に巨額の献資をあえてして、まずその宿神たる奈良坂春日祠造営費を大和全国の夙....