報土[語句情報] » 報土

「報土〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

報土の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「親鸞」より 著者:三木清
願にあらず。しかれども自力のこころをひるがへして、他力をたのみたてまつれば、真実報土の往生をとぐるなり。煩悩具足のわれらは、いづれの行にても生死をはなるることあ....
「法然行伝」より 著者:中里介山
はなかった。 法然が或時語って云う。 「われ浄土宗を立つる心は凡夫《ぼんぷ》の報土に生るることを示さんが為である。他の宗旨によってはその事が許されないから、善....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
す。その境地は少くとも智慧を磨いた効果によって報いられた一つの世界だから、これを報土と言い、人格的に見て報身と言います。 もっともこの報身は、智慧のみでなく、....