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「報恩寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

報恩寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
。 重兵衛の子孫はどうなったかわからない。数年前に大槻如電さんが浅草|北清島町報恩寺内専念寺にある重兵衛の墓に詣でて、忌日に墓に来るものは河竹新七一人だという....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
の日の暮しに差支えないだけは御報謝をいただきますんでございます。ただいまは本所の報恩寺長屋に御厄介になっているんでございます、長屋でも皆様が、わたくしが眼が不自....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
千光国師栄西入宋ノ時宋ヨリ菩提樹ノタネヲワタシテ筑前香椎ノ神宮ノ側ニウエシ事アリ報恩寺ト云寺ニアリシト云此寺ハ千光国師モロコシヨリ帰リテ初テ建シ寺也今ハ寺モ菩提....
日和下駄」より 著者:永井荷風
楼観音寺唐絵《とふろうかんのんじからえ》と云はんに四ツ目の鐘の裸《はだか》なる、報恩寺《ほうおんじ》の甍《いらか》の白地《しらじ》なるぞ屏風《びょうぶ》立てしや....
手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
物で是非とも記さねばならないのはいわゆる「黄釉」の焼物であります。布志名、湯町、報恩寺、母里などは皆同じ系統の窯場でありますが、中で歴史に古いのは布志名でありま....