塩噌[語句情報] » 塩噌

「塩噌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

塩噌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
》が云う通りだ、おいサア行くべえ」 新「行くったって三両|許《ばか》りじゃア、塩噌《えんそ》に足りねえといけねえ、蚊帳も序《ついで》に持って行って質に入れ様じ....
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
片一方にゃあ、黄金《かね》や、宝物が山程あって、片一方じゃ、あすの朝の、一握りの塩噌《えんそ》にも困っている。譬《たと》えば、こちらさんのような御大家から、もの....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
ない文学は、当時の一葉の解釈に従えば、先ず恒産を得て常のこころを身につけたもの、塩噌の心配のないものが、月花にあくがれ、おもいの馳するまま心のおもむくままに筆と....
新女大学」より 著者:福沢諭吉
、仮令い下女下男|数多《あまた》召使う身分にても、飯の炊きようは勿論、料理献立、塩噌《えんそ》の始末に至るまでも、事|細《こまか》に心得置く可し。自分|親《みず....