塩基[語句情報] » 塩基

「塩基〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

塩基の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ツ出のアメリカ人で生理学者のジャック・ロェブ(Jacques Loeb)は海水の塩基度について学者の注意を促し、ある地質学的時期にはこれが雑種生物の発生に強い影....
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
、青酸を零にしてしまう中和剤の名を伺いましょうか。砂糖や漆喰では、単寧で沈降する塩基物を、茶といっしょに飲むような訳にはまいりませんわ。それから十二時になると、....
自由画稿」より 著者:寺田寅彦
効能に関する本格的な研究に着手し、ある黒焼きを家兎《いえうさぎ》に与えると血液の塩基度が増し諸機能が活発になるが、西洋流のいわゆる薬用炭にはそうした効果がないと....
ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
は一八四五年十二月に発表した。これは鉄の化合物に対する研究で、固体でも液体でも、塩基の部分に鉄をもつ物はみな磁性を示し、絵具のプルシァン・ブリューや緑色のガラス....