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墓木
「墓木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
墓木の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
うものがあり、商人には鮓屋久次郎というものがあった。長八は渋江氏の江戸を去る時|
墓木拱していたが、久次郎は六十六歳の翁になって生存えていたのである。 飾屋長八....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
《こうげ》を、木標の前の竹筒にさして、無言に立っていると、娘は阿枷の水を汲んで、
墓木《ぼぼく》と花とに注《そそ》いでいる。 塗笠のさむらいは、木標の前に立って....