壇ノ浦[語句情報] » 壇ノ浦

「壇ノ浦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

壇ノ浦の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
耳無芳一の話」より 著者:小泉八雲
七百年以上も昔の事、下ノ関海峡の壇ノ浦で、平家すなわち平族と、源氏すなわち源族との間の、永い争いの最後の戦闘が戦....
水鬼」より 著者:岡本綺堂
うと想像されるが、それについては又こういう伝説がある。 昔、平家の美しい官女が壇ノ浦から落ちのびて、この村まで遠く迷ってくると、ひどく疲れて喉が渇いたので、堤....
壇ノ浦の鬼火」より 著者:下村千秋
一 天下の勢力を一|門にあつめて、いばっていた平家も、とうとう源氏のためにほろぼされて、安徳天皇を奉じて、壇ノ浦のもくずときえてからというもの、この壇ノ浦いったいには、いろいろのふしぎな....
私本太平記」より 著者:吉川英治
なども、おもしろい。「おれの祖は、七、八代前までは、平家の小松殿の身内だったが、壇ノ浦このかた落ちぶれて」と、いうのもあるし。「おれどもの家は、木曾殿と共に都へ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ない。清盛には、野放図もない夢が多すぎた。そのあげくに、あの熱病死。そして一門も壇ノ浦のあわれを見たわさ……」 急に彼は、海に眩を起したような眉をして杯を下に....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ど」 「いやそれが、ここらの磯女ともみえません。眉目の美い……」 「売女だろう。壇ノ浦のむかしに似て、北条氏の諸家の奥に仕えていた女たちが、あわれ、色をひさいで....
私本太平記」より 著者:吉川英治
もうごかしえない独自な自治と特権をもっている。――というのは、源九郎義経が平家を壇ノ浦に討ったさい、その水案内にはここの串崎船が先陣をつとめ、その功で以来「――....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
らなお、工業的には無為に抛置されてあるらしい。 平家没落の時代から、この附近や壇ノ浦あたりには、総じて伝説が多く生れている。巌流島を繞る伝説も、波間の船人の口....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
、私自身、すこし紙上放浪がしたくなって来たらしい。古典・平家物語では福原落去から壇ノ浦の終わりあたりにならなければ、都以外に余り話が出てゆかない。いわば平家時代....
紅梅の客」より 著者:吉川英治
を在る所に在らしめて半夜を互いに語り楽しもうとするよすがもない。いまの吉原は屋島壇ノ浦のあとのようなもので、観光バスからわれがちにこぼれ降りる所であり、おもかげ....
小説のタネ」より 著者:吉川英治
少くも六、七年は書き給え』と、途中でべんたつされたことはありましたがね。初めは、壇ノ浦の辺から書こうと思ったんです。壇ノ浦のうらぶれ平家と淪落した平家の女御達、....