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壌土
「壌土〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
壌土の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「石狩川」より 著者:本庄陸男
に吸いついた。地の底を割ってみせたのである。一|尋《ひろ》もあるかと思われる黒い
壌土《じょうど》の層が、水気をふくんだうるみ顔をこちらに向けている。
むッとす....
「黒い地帯」より 著者:佐左木俊郎
えば丘の上の耕地のようなものであった。雨が降り続けば沼になり、炎天が続くと、粘質
壌土は荒壁のように亀裂が立った。雑草が蔓延った。その根がまた固くて容易に抜けなか....