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士庶
「士庶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
士庶の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
、太閤本願寺僧をしてその国を細作せしめしより、島津大いに恨み一向宗を厳禁せしも、
士庶のその宗旨を奉ずる者、弥陀仏像を柱の中に収め朝夕|看経《かんきん》して維新後....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
ちであったのだ。名高い水戸の御隠居(烈公)が在世の日、領内の各地に郷校を設けて武
士庶民の子弟に文武を習わせた学館の組織はやや鹿児島の私学校に似ている。水戸浪士の....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
所に出入するに、朝には人に先んじて往き、夕には人に後れて反った。そして公退後には
士庶の病人に接して、絶て倦む色がなかった。 稽古館教授にして、五十石町に私塾を....