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「壮盛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

壮盛の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
ず、皮松鱗のごとし、その形柔潤肉のごとし、云々、この物一たび陰気を得ば、いよいよ壮盛加わる、これを採り薬に入れ、あるいは粥を作りこれを啖えば、人をして子あらしむ....
死者の書」より 著者:折口信夫
を、待ち押え、塞え防いで居ろ、と仰せられた。 ほんに、あの頃は、まだおれたちも、壮盛りじゃったに。今ではもう、五十年昔になるげな。 今一人が、相談でもしかける様....
季節の味」より 著者:佐藤垢石
のでなければならない。即ちすべて動物は、春情が催しきたってそれが衰えるまでの間を壮盛期といい、その壮盛期の間においてのみ、年に一回季節がくるのを、食味の至極とす....