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「売り捌く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

売り捌くの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幸福の建設」より 著者:宮本百合子
カの大陸に参りまして、そこで初めて自分達が耕し自分達が働きつくり、自分達がそれを売り捌く。そして自分達が自分達の政治の決定権を最後までもってゆきたいという人達の....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
ものでございますから……。 衣服調度類でございますか――鎌倉にもそうした品物を売り捌く商人の店があるにはありましたが、さきほども申した通り、別に人目を引くよう....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
オレがここを本拠にサイハイをふって物資を東京へ送るから、お前さんが東京の支店長で売り捌く役だ。この土地にあんなアマと一しょに居ちゃア生涯ウダツがあがらないよ」 ....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
をなしてその繁盛の有様はいかなるや。今は何品を仕入れていずれの時いずれのところに売り捌くつもりなるや。年来心の店の取締りは行き届きて遊冶懶惰《ゆうやらんだ》など....
私本太平記」より 著者:吉川英治
摂関家の荘園からあがる収穫物を運上したり、余った物は、これを都市で交換するとか、売り捌くとか、とまれ、公卿の台所との関係が密接だった。 俊基の才は、早くから、....