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壺井繁治
「壺井繁治〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
壺井繁治の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
つまらない時に唄う。
高橋新吉はいい詩人だな。
岡本潤も素敵にいい詩人だな。
壺井繁治が黒いルパシカ姿で、うなぎの寝床のような下宿住い、これも善良ムヒな詩人。....
「一九三二年の春」より 著者:宮本百合子
と、同時に、日本プロレタリア文化連盟書記長小川信一の家で書記窪川鶴次郎、出版所長
壺井繁治がやられたことが報道されている。文化連盟の正体暴露という風に、日本共産党....
「今日の文学の展望」より 著者:宮本百合子
れ」等が現れた。 当時の事情はこの一方諷刺文学、諷刺詩の欲求を生み、中野重治、
壺井繁治、世田三郎、窪川鶴次郎その他諸氏によっていくつかの諷刺詩が発表された。『....
「壺井栄作品集『暦』解説」より 著者:宮本百合子
暦」がはじめてでもなかった。栄さんの小説勉強は思いつきのものではない。詩人である
壺井繁治さんが、プロレタリア文化運動のために投獄されていた留守のころ、何かの雑誌....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
活動家・作家としての中野重治・徳永直・佐多稲子・宮本百合子・豊島与志雄、詩人では
壺井繁治・岡本潤、その他戦後に活動しはじめた若い作家、評論家、詩人の多数がある。....
「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」より 著者:宮本百合子
決定した年でもある。無産階級文学運動の中にもこの対立がはげしく反映した。江口渙、
壺井繁治、今野大力などアナーキストであった作家詩人が、次第に共産主義に接近しつつ....
「解説(『風知草』)」より 著者:宮本百合子
中井駅から近い崖の上の家に移った。たった一人そこに住んでいた作者の生活は、近所の
壺井繁治同栄、窪川稲子、一田アキなどの友情で扶けられた。生活感情の全くちがう父の....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
うことはないでしょう、五十貫近いものらしい。甲に落ちたら卒倒していたでしょうね。
壺井繁治さんからは中村やのおまんじゅうを、手塚さんからは五円お供えを送って下さい....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
す、森長さんへ電話します。到頭おやりになる、いやな方。 お話していたところ――
壺井繁治の家。百合子が顕治の郷里島田へ行くことになり、その留守中のために顕治に知....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
す、ありがとうね。 チジョサン――「中條さん」のこと。 鷺の宮の小父ちゃん――
壺井繁治。 一月十日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕 一月十....
「文学的自叙伝」より 著者:林芙美子
紹介で詩を書く色々な人たちに逢いました。萩原恭次郎《はぎわらきょうじろう》氏とか
壺井繁治《つぼいしげじ》氏、岡本潤《おかもとじゅん》氏、高橋新吉《たかはししんき....