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外在
「外在〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外在の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「昭和の十四年間」より 著者:宮本百合子
「批評の客観的基準」という論文を送り出している。これより先、印象批評に対して、「
外在批評」ということが云われており、そのことでも、主張されるところは、文学の評価....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
観的真実を基準としてもつべきであると云われはじめた。そしてこの「調べた芸術」と「
外在批評」を提案して、プロレタリア文学が、より客観的に社会真実にふれ得る創作態度....
「作家の経験」より 著者:宮本百合子
失った。作品の客観的な批評という今日での常識さえ、その時分は平林初之輔によって「
外在批評」というような表現で提起されるありさまであった。文芸批評はそのころすべて....
「両輪」より 著者:宮本百合子
べ、注文するのであったから。 プロレタリア文学運動の初期に、平林初之輔によって
外在批評の提唱がされ、だんだん客観的・科学的な評価の基準が究明されていった。一九....
「討論に即しての感想」より 著者:宮本百合子
の価値評価を主観的な内在的な評価のよりどころから解放して、もっと客観的な社会的な
外在的なものにしたことではじめて本質的飛躍をとげました。日本では、この文芸批評の....
「私たちの建設」より 著者:宮本百合子
主が婦人であることは、今日ざらだと思う。戦死者の未亡人、まだ帰って来ない軍人、海
外在留民の家庭が、婦人の勤労によって支えられていることは普通としなければなるまい....
「学校教育における図書館の利用」より 著者:佐野友三郎
は、優良の公共図書館を有すれども、これら図書館の大多数は都市の区域内または附近郊
外在住の民衆の用を弁ずるのみ、小町村及び郊
外在住者の大多数は今なお図書館の便宜を....
「鎖ペンを握って」より 著者:種田山頭火
すくすくと伸びゆけよと祈る。 △会名の『白楊社』は可い。(たしか二三年前に東京郊
外在住の画家連中が同名の会合を組織していたと思う。今では解散したらしい)『四十女....