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外孫
「外孫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外孫の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
りなんあとに咲かまし」と教えられてあったか二本だけよく咲いたのがあった。新築して
外孫の内親王方の裳着《もぎ》に用いて、美しく装飾された客殿があった。派手《はで》....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
くしの我ままな結婚生活に恵まれながらも、二児を遺して死んだ。 この二児は主家の
外孫に当る上に、主家の子供が病弱で次々と死ぬから、特に疎略にはできない。そこで重....
「備前天一坊」より 著者:江見水蔭
のである。 ところが、問題の人が明君の誉高き池田新太郎少将光政で、徳川|家康の
外孫の格。将軍家に取っては甚だ煙ッたい人。夙に聖賢の道に志ざし、常に文武の教に励....
「法然行伝」より 著者:中里介山
国の娘と結婚して男の子を生ませた。元国には男の子がなかったから、二人の間に出来た
外孫をもって自分の子としてその後を嗣《つ》がせる時に源の姓を改めて漆の盛行と名付....
「三国志」より 著者:吉川英治
ますのが、父の筆の跡でございます」 蔡※の指すほうの軸を見れば、 「黄絹幼婦。
外孫韲臼」 と八字が書かれてあった。 曹操は、この文を読み下して、蔡※にむか....