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外考
「外考〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外考の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「殺人鬼」より 著者:浜尾四郎
なたも、お母様の死の直接の原因はあの風邪薬だとお考えですか」
「はい、そうとより
外考えられないのでございます」
「その風邪薬――正確にいえば、その時薬局から届け....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
ちから姓名を打明けては困りますな、何うも最う少し何か事柄の解るお方かと思ったら存
外考えがなかった、宜しい/\、実は荒物屋の店でも貴公に出させようと思って、二三十....
「お久美さんと其の周囲」より 著者:宮本百合子
だ生れなかった先から今日斯うあるべき運命が神様から授けられて育ったのだと思うより
外考え様がないと思います。 まるで見知らなかった二人の小さな子供が、彼那に急に彼....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
二葉亭にいわせると、日本人が浦塩あたりで盛んに商売するのは、当人自身は金儲けより
外考えないでも、これが即ち日本の勢力を扶植する所以であるから、商売の種類は何であ....