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「外藩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

外藩の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
僚の権威が強くなって、何事につけても権威をもって高二万石にも達しない飯田のような外藩にまで臨もうとするからである。その強い権威の目から見たら、飯田藩が弓矢沢の防....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
だ、つぶれても、倒れても、旗本の沽券《こけん》がものを言えばこそのことだ、おれは外藩の又者共が、のさばり返る世の中に生きちゃいられねえ、忠義じゃない、意地だ、徳....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
の詰所である。その隣室に側役の詰所がある。この二つの詰所を、御次ぎといった。この外藩政に関係する役人の詰所は、この御次ぎを離れた場所にそれぞれあって、それらの役....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
る。 暴れるままに暴れさせて置くうちに、 国は半分もう駄目になっています。 まだ外藩の王達はおられますが、 どなたもそれを我事とはなさりませぬ。 大府卿....