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多力
「多力〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
多力の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
仁宗の洪※せしむ。帝|大に怒って力士に命じ、大銅缸を以て之を覆わしむ。高煦|
多力なりければ、缸の重き三百|斤なりしも、項に缸を負いて起つ。帝炭を缸上に積むこ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ュニュ》を本尊として脇立《わきだち》とす(第六図は余が写実し置いた脇立像なり)。
多力神なる故に力士の腕にその像を佩《お》びまた競技場に祀る。その十一体の風天の化....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
ものであった。長い竹に数本の横木を渡し、これに大いなる燈籠四十五十をぶらさげる。
多力の者を選んで一人で持たせ、三四人の手代りが付添うてあるいたというから、あるい....