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多慾
「多慾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
多慾の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明暗」より 著者:夏目漱石
の題目が近頃熱心に始め出した語学だと聞いた時に、彼女はまた改めて従妹《いとこ》の
多慾に驚ろかされた。そんなにいろいろなものに手を出していったい何にするつもりだろ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
をやつして化けて出たものではない。 そうなってみると、一方から、この小胆にして
多慾なる紙屑買をオドかして、蘆葦茅草をガサガサさせたいたずら者の何者であるかとい....