多聞院日記[語句情報] » 多聞院日記

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多聞院日記の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
小田原陣」より 著者:菊池寛
|朔日、いよいよ秀吉の本隊も京都を出発した。随分大げさな出立をしたものとみえ、『多聞院日記』に「東国御陣立とて、万方震動なり」とある。 作り髭を付け、唐冠の甲....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
き哉らん。心ぼそきものなり。神慮にまかせて、明暮するまで也。無端事。無端事。 「多聞院日記」の筆者は、その天正十二年三月二十二日の項で、そう日記に誌けているので....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
待といい、その晴れ曇りと、月のお形のいろいろによって、一年間の吉凶を卜したことが多聞院日記という本には書いてある。その月がいよいよ遅く昇って、暁に残る二十三日の....